教育現場は変化しているか?

怒ることと褒めることどちらがいい教育になるのか?

子供だけに関わらず、怒って教育をする事と、褒めてやる気を出させることと、どちらが有効な教育の手段なのか明確な答えはありません。
子供に限って言えば、怒って、無理やり勉強をさせるよりも、子供のいいところを褒めておだてながら、勉強をさせた方が学力が伸びたという結果もあります。
しかし、教育というのは、学力を伸ばすだけのものではないと考えると、この方法はどうしたものかなと思います。
確かに、褒められて、いい気分になり、どんどん勉強することは、親にとっても、子供にとっても気持のいいことでしょう。
しかし、褒めてばかりの教育では、いざというときの抑止力、我慢ができる子供に育つのかという疑問があります。
最近の親の中には、子供を叱ることができない親がたくさんいます。
電車の中で騒いでいても、昔なら、ビシッと怒って子供を黙らせるところ、今は、ちょっと注意するだけで、あとは放って置くようなことが多く、他の乗客からにらまれたら、ほら、あの人が怒ってると、自分ではなく、他人の責任に転化するような親が多いです。
こういった子供は、結局、我慢というものを知らずに育ってしまうので、大人になってから、我慢ができない人間になってしまうでしょう。
子供以上に大変なのが、社会にでたときの新卒社員への教育です。
褒めて伸ばそうとすると、上司が軽く思われ、叱ってやる気をおこさせようとすると、そのプレッシャーにたえられずに退社してしまう新卒の社員が多いです。
実際、教育に大事なのは、叱る、褒めるのどちらがいいということではなく、この二つを上手に使い、やる気をおこさせて、伸ばしていくこと、つまりアメと鞭の教育なのです。
アメと鞭を使い分けるにも、かなり勉強が必要です。
自分の感情だけで、アメと鞭を使い分けることは、教育的に大きくマイナスになってしまいます。
このタイミングを学ぶこと、つまり教育者も教育を受けなければならないということになります。